抗生剤の内服は、腟へも、咽頭へも効果は出ます。

子宮がんには大きく2種類あり、子宮頚（頸）がんと子宮体がんがあります。子宮頚がんは比較的若い女性に発生しやすく、20歳代から増えていきます。20～30代の子宮がんの大半は子宮頚がんですが、40代に入ると子宮頚がんより子宮体がんの方が増えてきます。

ほぼ１００％、「ヒトパピローマウイルス」というウィルスが原因しています。 ヒトパピローマウイルスは性交渉（セックス）で、感染します。大半の女性は、一度は感染するありふれたウィルスです。多くは感染後１～2年のうちに自然に対外に排除され、問題となることはありません。しかし5年、10年と感染が続くと子宮頸がんになるといわれています。

性交渉で感染するヒトパピローマウイルスが関与していますので、 ①セックスパートナーが多い ②初交年齢の低い ③多産 これらに該当する人は、多くのウィルス感染の可能性がでてくるため、発症リスクが高いと言われています。 また性交渉で感染するウィルスががんの原因のため、20代から増えてくるという、他のがんと比べて圧倒的に若い人に発症しやすい疾患と言えます。

女性ホルモンの一つであるエストロゲン（卵胞ホルモン）の体内での長期分泌が原因しているといわれています。 ①肥満 ②閉経年齢が遅い ③出産歴がない などの体内のエストロゲンの分泌が長期間にわたって持続しやすい傾向のある方に多い疾患と言われています。

現在治療法はありませんが、子宮がん発症リスクの高い人パピローマウィルスの感染予防はワクチンによってできます。ワクチンは予防ですから、ワクチンを打ったからといって、子宮頚がんにならなくなったわけはありません。定期的な子宮がん検診は必要です。

残念ながら、ワクチンは保険適応しておらず、自費になります。

個人差があるものの、受診されたほとんどの方が、「思っていたより痛くなかった」「この程度の痛みなら定期的に検査できそう」と話してくれます。 より痛みを少なくするために、リラックスできる環境と最適な圧迫の強さを心がけています。（痛みだけが増す無理な圧迫はいたしません。） 検査について不安のある方、質問のある方は些細なことでかまいませんのでお気軽にお問い合わせください。

日本での乳がんの罹患率は年々増加しており、女性のがんの中では第1位です。だいたい9人に1人が罹患し、30代から50代の比較的若い女性に発症します。

誰でも乳がんにかかる可能性はありますが、1．初潮が早く、閉経が遅い人　2．初産年齢の高い人　3．出産回数の少ない人　4．肥満　などの人は高い傾向にあります。

遺伝性乳がんとしてBRCA1、BRCA2という2種類の原因遺伝子が知られています。全乳がんの5％程度と考えられています。

早期乳がんとはしこりの大きさが2cm以下で、リンパ節転移のないもので、10年生存率は90％以上です。私たち乳がんの専門家は10年生存率が95％ぐらいの1cm以下の乳がんを見つけることを目標にしています。

女性ホルモンを含むサプリメント、他院での処方薬の場合は医師にご確認ください。

およそ3か月でおさまることが多いです。ピルが合わなくて症状が続く場合には、お薬を変更する場合もあります。

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